新型コロナウィルスの感染拡大が広がり、
学校の休校をはじめ、スポーツ・文化イベントなどの
中止・規模縮小・無観客での開催など、
影響がどんどん広がってきています。
コロナウィルスの感染拡大は、非常に怖いですが、
それと同じくらい、
スポーツ・文化イベントの中止・規模縮小・無観客開催による、
経済活動の停止→不況→恐慌→経済の崩壊も怖いですよね。
挙げ始めればきりがないですが、
大きなところで言うと、スポーツでは、
Jリーグが3月15日までに開催予定だった全ての試合の会再延期を発表したり、
プロ野球では、オープン戦全72戦の無観客試合を決定。
日本女子プロゴルフツアー開幕戦である、
ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントは、中止。
大相撲の春場所を無観客で行うことを発表しています。
また、文化イベントでは、
EXILE(京セラドーム大阪)やPerfume(東京ドーム)のコンサートが急遽中止されたのをはじめとして、
各地で、大小様々なコンサートやイベントが終始や、
無観客での開催される(された)事が話題となっています。
こうした、スポーツ・文化イベントの開催自粛における
経済的な損失は、数十億とも数百億とも言われます。
もちろん、今回の新型コロナウィルスは、
未知の事が多く、備えるに越したことはありませんが、
あまりに過剰に備えすぎ、自粛しすぎ、
経済が破綻してしまうのも、非常に恐ろしいです。
私は、何か問題が起こると、
(自分に関係あろうと無かろうと)
つい、いろいろ考えてしまうタイプなので、
今回の、新型コロナウィルスによるスポーツ・文化イベントの自粛についても、
いろいろと考えていました。
そうしたら、ちょっと良い案を思いついてしまったんですよね。
今回の記事では、
私の思いついた、感染拡大を防ぎ、且つ、経済活動も止めない、
効果的なスポーツ・文化イベントの開催案について、
書いていきたいと思います。
きっかけは、嵐のインスタライブ!?
私が、この案を思いついたきっかけは、
ジャニーズ事務所のアイドル『嵐』が、
新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、
急遽、休校になった、小中高生の為に
サプライズでインスタライブを行ったという記事です。
Instagramのライブ配信機能を利用して、
松本潤さんが持ち寄った差し入れを5人で食べたり、
さまざまな仕事に関する報告や、エピソードなどを明かし、
視聴者を楽しませたという記事です。
そう。これなんですよね。
今の時代、インターネット技術が発達していて、
TwitterやInstagramなどのSNSのライブ配信機能を使って、
生の情報を発信することができます。
これを、スポーツイベントなどにも活用したらどうか?
というのが、私の案です。
チケットの払い戻しをせず、ライブ配信のアクセス権を付与し、遠隔観戦できるようにする
私の提案するイベント開催案はこうです。
(プロ野球のオープン戦無観客試合を例にご説明します。)
- 試合は無観客で行います
- 既に購入されているチケットの払い戻しはしません
- その代わり、チケット購入者には、ライブ配信のアクセス権を付与します
これだけでは、
テレビで観戦しているのと変わらないのでは?
と思いますよね。
なので、このライブ配信では、
例えば、ベンチに座っている選手にマイクを付けてもらって、
選手同士の会話が聞けるようにするとか、
ブルペンにカメラを設置し、常にブルペンの様子をのぞき見られるようにするとか、
(もちろん、チームが外部に漏らしたくない情報4作戦などの取り扱いには十分留意しなければなりませんが。)
普段のテレビ中継ではなかなか流せない映像を提供し、
生で試合を観戦はできないけど、
普段見られない部分が見られて得したと思えるようなコンテンツを提供すれば、
普段のテレビ観戦との差別化を図れるのではないでしょうか?
例えば、大相撲の無観客開催なら、
支度部屋にカメラを設置し、
ライブ配信の視聴者が、取り組みはもちろん、
支度部屋のチャンネルに自由にアクセスできるようにすれば、
お気に入りの関取が、
普段、取り組みにのぞむまでにどのような準備をしているのか?を知ることができたり、
例えば、女子ゴルフなら、
同じように無観客で開催する代わりに、
各選手に、ラウンド中ピンマイクをつけてもらい、
ラウンド中の会話が聞くことができる。とか。
最近、女子ゴルフでは、渋野日向子選手が人気ですが、
渋野選手が、ラウンド中にキャディーさんとしている会話とか、
同組の競技者とどんな会話をしているのか?
その競技のファンだったら、
普段見られないとか、普段聞けない。
そういった情報は、嬉しいと思いませんか。
もちろん、競技の特性上難しい競技もあるでしょうし、
作戦が外部に漏れるといった事はあってはならないので、
どういうことを提供できるのかは、
よく検討しなければなりませんが。
しかし、これならば、
ファンは、人だかりの電車に揺られ、
球場(会場)まで足を運ばなくても、
そのスポーツを楽しむことができますし、
主催者は、チケットの払い戻し・返金による、
大きな金銭的負担を負う必要はありません。


ピンチはチャンス!!逆境をチャンスに変えよう!
また、例えば、このライブ配信のアクセス権を、
突如、休校になり、家でヒマしているだろう、
小中高生に与えてはどうでしょう?
普段、野球なんてテレビで観戦することはないけど、
スマホで見られるならみてみようかな?
という子供もいると思います。
それを機に、興味なかった野球に興味を持ち・・・
なんてこともあるかもしれませんよね。
競技人口やファン人口の拡大に繋がる可能性もあると思います。
話は変わりますが、
私は、以前、別の記事で、
高校野球の球数制限について触れ、
『投手の投球過多が問題→球数制限をする』という、
単純な考えでなくて、
『なぜ投球過多が起こるのか→金属バットの問題→金属バットを廃止する→それでもだめなら球数制限』という記事を書きました。
今回の件も、
『コロナウィルスの感染拡大防止→イベントの中止』
という、単純な発想ではなくて、
『お客さんに球場に足を運んでもらわなくても、楽しんでもらえる方法はないか?』
という考えで問題に取り組めば、
私の、今回のアイディアに限らず、
新しいサービスの形が生まれると思います。
『ピンチはチャンス!!』
このような、国難とも言える状況で、
どうしても、後ろ向きになりがちですが、
この逆境を乗り越えた先に、
必ず、素敵な未来が待っていると信じて・・・。
今回の記事は、以上です。
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