石川遼、史上最年少で生涯獲得賞金10億円突破!!

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国内男子ツアー今シーズンの最終戦、
ゴルフ 日本シリーズ JTカップ最終日が行われました。

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首位に2打差の5位からスタートした石川遼は、
7バーディー、3ボギーの66をマーク。通算8アンダーとし、
ブラッド・ケネディーと並んで首位。
プレーオフに持ち込みます。

そして、プレーオフの激闘を3ホール目で制して、
今季ツアー3勝目、ツアー通算17勝目を挙げました。

この優勝で石川遼選手は、
史上最年少28歳82日での生涯獲得賞金10億円突破を果たしました。

これまでの最年少記録は、池田勇太選手の31歳269日。
石川選手は、この記録を3歳以上縮め、初の20代での達成となりました!!

【生涯獲得賞金10億円突破時年齢】
1位:石川遼  28歳82日
2位:池田勇太 31歳269日
3位:片山晋呉 33歳89日
4位:谷原秀人 37歳335日

15歳という若さでの史上最年少優勝を達成(この記録は、世界最年少優勝記録(15歳245日)として、ギネス・ワールド・レコーズに認定されている)して以来、
常に日本の男子ゴルフ界をリードしてきた石川選手。

石川選手は、数々の最年少記録を打ち立ててきました。

  • 世界最年少優勝記録
  • 史上最年少のJGTOツアープロ
  • 史上最年少のシード選手
  • 史上最年少での賞金シード
  • 史上最年少賞金王

など、まさに日本男子ゴルフ界のスーパースターでした。

ところが、2013年に闘いの舞台をアメリカに移して以降、
腰痛などに悩まされ、なかなか結果が残せない時期も。

2018年に日本ツアーに本格復帰するものの、
しばらくはなかなか勝てない時期が続きました。

しかし、今年の7月に行われた日本プロゴルフ選手権大会で3年ぶりの優勝を果たすと、
8月に行われた長嶋茂雄Invitational セガサミーカップゴルフトーナメント、
そして、今回の日本シリーズJTカップと、今季3勝を達成!!

完全復活を印象付けるシーズンとなりました。

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石川選手が苦しんでいるその間に、日本人としては、
石川選手と同級生のライバル、松山英樹選手が台頭し、
石川選手が結果を残せなかった、アメリカツアーで、結果を残し、
その地位を確立しています。

ここで、スーパースターの石川選手が復活してきた事は、
日本ゴルフ界にとっていい流れと言えるでしょう。

石川選手は、若いころから注目を浴びてきたので、
そんな感じはしませんが、まだ28歳です。
ゴルフ選手としてはまだまだ若い部類に入ります。

海の向こうでは、今年、43歳のタイガー・ウッズ選手が、
完全復活の1年を送りましたし、
PGAツアーのトップ選手の年齢を見ても、
20代後半から30代の選手がツアーの中心で、
30代後半や40代の選手もトップクラスの成績を残しています。

ゴルフは、経験がものをいう競技でもあるので、
石川選手も、ここ数年苦労した経験が、
必ず今後に活きてくると思います。

やはり、日本のゴルフファンとしては、
来年の東京オリンピックで、
石川選手と松山選手の同級生コンビで、
世界の強豪と戦う姿を見てみたいですよね!!

ランキング的には、正直、結構厳しく、
本人も試合後のインタビューで言っているように、
東京オリンピックの代表に向けては
「首の皮一枚つながった状態」といえると思いますが、
石川選手ならやってくれそうな気がしてしまうのも事実。

何とか、石川選手には頑張ってもらいたいですね!!

日本のエース、松山英樹選手はもちろんのこと、
今年に入って、女子の渋野日向子選手というニューヒロインの台頭、
そして、スーパースター・石川遼選手の復活と、
日本ゴルフ界にはいい風が吹いてきていると思いませんか?

これで、来年の東京オリンピックがますます楽しみになってきますね!!

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