石川遼、国内メジャー初優勝!!

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2019年7月7日。
プロゴルファーの石川遼選手が約3年振りに勝利。
しかも、国内メジャー初優勝を果たしました!!

日本プロゴルフ選手権で石川遼選手が優勝!!

石川遼、3年ぶり勝った!プレーオフ制し国内メジャー初V「長かった」/国内男子
 日本プロ選手権最終日(7日、鹿児島県いぶすきGC=7150ヤード、パー70)歓喜の復活だ! 大雨で第1ラウンド(R)が順延になった影響により、10年ぶりの1日…

石川遼選手が優勝したのは、
日本ゴルフ界最古の歴史と伝統を誇る
『日本プロゴルフ選手権』

日本プロゴルフ選手権

日本プロゴルフ選手権大会(にほんプロゴルフせんしゅけんたいかい)は、毎年7月に開催されている日本プロゴルフ協会主催のプロゴルフメジャー大会(公式戦)の一つである。
日本最古の歴史と伝統を誇るこの大会は1926年に大阪毎日新聞社主催の「全日本ゴルフ・プロフェッショナル卅六ホール・メダルプレー争覇戦」として創設され、当初は6人だけで大阪府茨木市の茨木カンツリー倶楽部で開かれた。優勝は宮本留吉選手。第5回(1930年)まではストローク形式だったが、第6回(1931年)〜第28回(1960年)まではマッチプレー方式(途中太平洋戦争のため1941年と1943年~1948年は休止。再開初戦となった1949年の第17回はストローク形式)であった。第29回(1961年)からストロークに戻した。
この大会からラリー・モンテス、戸田藤一郎、林由郎、陣清水、中村寅吉、河野光隆、島田幸作、青木功、尾崎将司、中嶋常幸、デビッド・イシイ、倉本昌弘、丸山茂樹、片山晋呉など日本のゴルフ界をリードした名選手が多数輩出し、名実ともに日本プロゴルフ界の頂点を極めるビッグトーナメントとなった。
この大会は以前は毎年7月から9月の間に開催されていたが、1992年以降は日本プロゴルフマッチプレー選手権(2003年終了)と時期を入れ替え、毎年5月(2009年・2014年は6月、2016年は7月)に4日間72ホールズストロークプレーで開催。2019年より開催時期を再び7月に移行することになった。毎年開催する都道府県及びゴルフ場を変えて行う「サーキットトーナメント方式」を採用している。競技は日本オープン選手権同様、54ホールで成立となっているが、2004年は悪天候と荒天の影響で54ホールに短縮された。
優勝選手は、PGA優勝杯と文部科学大臣杯が授与される。また向こう5年間の日本ゴルフツアー機構の公認試合(メジャー大会含む)に無条件シード出場ができる。
2019年現在、賞金総額1億5000万円、優勝賞金3000万円。
2010年大会から2017年大会まで、本大会の冠協賛社として日清食品が就き、「日本プロゴルフ選手権大会・日清カップヌードル杯」として開催されていた。優勝者には副賞としてカップヌードル10年分(3650杯)が贈呈されていた。また、開催に当たっては、各ホールのティーマークがカップヌードルをかたどったものに付け替えられていた。2018年大会以降についてはメインスポンサーはつかないものの、複数社のスポンサードによりサポートする形になる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B4%E3%83%AB%E3%83%95%E9%81%B8%E6%89%8B%E6%A8%A9%E5%A4%A7%E4%BC%9A

石川遼選手は、この大会で国内メジャー初優勝、
そして、3年ぶり、ツアー通算15勝目を挙げました!!

今大会は、九州地方を襲った大雨の影響で開幕が1日遅れたため、
最終日に36ホールを実施するという過酷な日程。
しかも、最終日(3R)を首位タイでスタートした石川遼選手は、
1オーバーの71で回り、首位と4打差の通算9アンダー、6位でホールアウト。
引き続き行われた最終ラウンドで、
5バーディー、1ボギーの66で回り、通算13アンダーとして
黄重坤(ハンジュンゴン)とのプレーオフに突入するという過酷な戦い。
プレーオフでは、5メートルのイーグルパットをねじ込むという、
劇的な逆転勝利でした!!

最終日、36ホールを制しての優勝は、
アマチュア時代にツアー初優勝を飾った2017年
「マンシングウェアオープンKSBカップ」の再現と話題になっています!!

石川遼選手の復活に期待!!

石川遼選手は、今年が、シードの最終年でしたが、
今回の優勝で、5年間の複数年シード権を獲得。
また、来年に迫った東京2020オリンピックへの出場の可能性も繋がりました。

また、今後も、今回のような活躍が続けば、
未勝利のまま撤退したアメリカのPAツアーへの復帰も見えてくるでしょう。
石川遼選手はデビュー(ブレイク)したのが早いので、
既にベテランのような印象もありますが、まだ27歳ですからね。
ゴルファーとしてのピークはまだまだこれからでしょう。

アメリカのPGAツアーの一流選手、
現在(2019年7月現在)世界ランキング4位、
世界ランキング最高位1位で、リオオリンピックの金メダリストでもある、
ジャスティン・ローズ選手も、石川遼選手と同じように、
若くして注目を浴びた選手ですが、
その後、なかなか勝てない時期が長く、非常に苦労してきた選手ですが、
39歳を迎えた今でも、世界のトップレベルで戦っています。

ゴルフという競技は、トップレベルで戦える期間が長い競技でもあるので、
(実際、現在43歳のタイガー・ウッズ選手や、49歳のフィル・ミケルソン選手などもバリバリの世界のトップクラスで戦っています)
石川遼選手は、まだまだこれから10年、20年とトップクラスで戦える可能性は高いと思います。

石川遼選手の今後

石川遼選手は、昨年(2018年)より、日本ツアーの選手会長に就任し、
人気面で苦戦をしている、日本男子ゴルフツアーの改革などを積極的に行っています。
また、来年は、ここ日本でオリンピックを控えていることもあり、
今年(2019年)、来年(2020年)は日本でプレーを続け、
是非とも、松山選手と共に、東京2020オリンピックに日本代表として出場してもらい、
日本のゴルフ界を盛り上げて欲しいですね。

そして、東京2020オリンピックのゴルフ競技を成功させ、
2021年からは、その実績を引っさげ、再度アメリカPGAツアーに復帰!!
やはり、日本のスーパースターには世界のトップ、
アメリカPGAツアーで活躍して欲しいですよね!!

個人的な思いで言うと、
とにかく、遼クン(ここでは敢えて『遼クン』と呼ばせてもらいます)のことが好きなんですね。
もちろん、松山英樹選手も好きなんですが、
遼クンには、スター性を感じるというか、
メディアに対する受け答えとか、ファンに対するサービス精神など、
日本のゴルフ業界が盛り上がるためには、
遼クンが復活してくれないといけない気がします。

日本のスポーツ界でいえば、『ON』の王さん、長島さんや、イチロー、松井、
ゴルフ界で言えば、AON(青木、尾崎、中嶋)など、
その時代を代表するスーパースターになる素質が彼にはあると思います。
低迷する日本の男子プロゴルフ界を復活させる為にも、
遼クンにはぜひ復活し、世界の舞台でも活躍して欲しいと思います。

さいごに

今年は、アメリカのPGAツアーでも、
タイガー・ウッズ選手がメジャーで復活優勝を遂げていますし、
これで、石川遼選手が完全復活となれば、
日米でスター選手の復活劇となり、
ゴルフ界も盛り上がってくれるといいですね!!

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