2月22日(金)に今年のJリーグが開幕します。
昨年はワールドカップイヤー。次のワールドカップまで3年もありますので、
昨年のような、日本全体での盛り上がりはなかなか難しいとは思いますが・・・。
来年には東京オリンピックもありますし、
昨年のワールドカップの盛り上がりを引き続き継続していくことは非常に重要ですね!!
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Jリーグについて
日本プロサッカーリーグ(にほんプロサッカーリーグ、英語: Japan Professional Football League)は、日本のプロサッカーリーグ。略称はJリーグ(ジェイリーグ、英語: J.LEAGUE)。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/日本プロサッカーリーグ
主催団体は公益財団法人日本サッカー協会(JFA)、公益社団法人日本プロサッカーリーグ。主管団体はJリーグに加盟する各クラブ。加盟するには参加カテゴリーに対応した単年のみ有効のクラブライセンスが必要である。
1993年に10クラブで開始し、1998年までは1部のみの「Jリーグ」として最大で18クラブによって開催された。1999年から「Jリーグ ディビジョン1」(現J1リーグ)と「Jリーグ ディビジョン2」(現J2リーグ)の2部制に移行、2014年に「J3リーグ」(J3)が創設され3部制に移行した。制度上J3リーグは日本サッカーのリーグ構成上、アマチュア最高峰の日本フットボールリーグ(JFL)と同格と位置付けられており、J1・J2とJ3とではリーグエンブレムや参加要件等様々な点で差別化されている。
2018年シーズン開始時点で、日本国内の38都道府県に本拠地を置く54クラブ(J1:18、J2:22、J3:14)が参入[、また、JFLなどのカテゴリーに属するJリーグ百年構想クラブが6クラブ認定されている。リーグ構成については日本サッカーのリーグ構成 (1種)を参照。
J1リーグの年間最終順位上位原則3クラブは、同年度の天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会優勝クラブとともに、翌年度のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を与えられる(J1上位3クラブと天皇杯優勝クラブが重複した場合は、J1の4位も出場)。
Jリーグが開幕したのは1993年。もう四半世紀も前になるんですね。
スポーツに携わる者として、Jリーグに思うことは、
日本のプロスポーツ界の多様性をもたらしたスポーツということ。
Jリーグ開幕前までは、スポーツと言えば野球、部活といえば野球。
テレビでも毎日のようにプロ野球中継が放送され、ほんとにスポーツは野球一辺倒でした。
しかし、Jリーグ開幕以降は、サッカー人気が高まり、
ワールドカップも注目され、野球以外のスポーツにも注目があたるようになってきました。
Jリーグ初代チェアマンの川淵三郎氏の手腕が凄いですね。
サッカー界だけでなく、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会評議員会議長や、
日本バスケットボール協会の会長(その後退任し、エグゼクティブアドバイザーに)などにも就いており、日本のスポーツ界に与える影響は大きいです。
最近Bリーグも少しずつ人気が出てきて、注目度もあがってきてます。
Jリーグ発足後、バレーボールのVリーグ、
最近では、前述のバスケットボールのBリーグ、卓球のTリーグなど、
様々なスポーツでプロ化が実現してきました。
その中でも、やはりJリーグは群を抜いた実績をおさめていますし、
これらのプロリーグの道筋を作ったという意味でもJリーグが残した功績は大きいですね。
話が逸れてきたので、元に戻しましょう。
今年のJリーグの開幕カード
今年のJリーグの開幕カードは、
セレッソ大阪vsヴィッセル神戸
(ヤンマースタジアム長居 19:30キックオフ)
です。
Jリーグ開幕戦まで、あと0日
今年のJリーグの注目事項
Jリーグの今年の注目は、なんといっても外国人枠。
昨年は、“スペインの至宝”ことアンドレス・イニエスタ選手がヴィッセル神戸に参戦し、
また、同じく元スペイン代表のフェルナンド・トーレス選手がサガン鳥栖に参戦したことで非常に盛り上がったJリーグ。
来季からはついに外国籍枠が拡大されます。
登録枠は現在の「5」から無制限になります。
試合出場やベンチ入りはJ1の場合、
今までの「3+1(アジア枠)」から「5(アジア枠廃止)」に変更されます。
J2、J3は「4(アジア枠廃止)」。
上記2名の他にも、ヴィッセル神戸の元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキ選手もいますし、
今シーズンからヴィッセル神戸にはダビド・ビジャ選手加入します。
Jリーグ創世記には、大物外国人を招聘することでリーグのレベルアップを図ったJリーグ。
この、外国人枠拡大は成功するのでしょうか?
過去、Jリーグに参戦した大物外国人!!
氏名 | 国籍(代表) | 所属チーム | 所属年 |
ゲーリー・リネカー | イングランド | 名古屋グランパスエイト | 1992年-1994年 |
デイエゴ・フォルラン | ウルグアイ | セレッソ大阪 | 2014年-2015年 |
ベベット | ブラジル | 鹿島アントラーズ | 2000年 |
フリスト・ストイチコフ | ブルガリア | 柏レイソル | 1998年-1999年 |
サルバトーレ・スキラッチ | イタリア | ジュビロ磐田 | 1994年-1997年 |
レオナルド | ブラジル | 鹿島アントラーズ | 1994年-1996 |
ビスマルク | ブラジル | ヴェルディ川崎 | 1993年-1996年 |
鹿島アントラーズ | 1997年-2001年 | ||
ヴィッセル神戸 | 2003年 | ||
ギド・ブッフバルト | ドイツ | 浦和レッズ | 1994年-1997年 |
ドゥンガ | ブラジル | ジュビロ磐田 | 1995年-1998年 |
パトリック・エムボマ | カメルーン | ガンバ大阪 | 1997年-1998年 |
東京ヴェルディ | 2003年-2004年 | ||
ヴィッセル神戸 | 2004年-2005年 | ||
ドラガン・ストイコビッチ | ユーゴスラビア | 名古屋グランパスエイト | 1994年-2001年 |
ピエール・リトバルスキー | 旧西ドイツ | ジェフユナイテッド市原 | 1993-1994 |
ブランメル仙台 | 1996-1997 | ||
ジーコ | ブラジル | 鹿島アントラーズ | 1993年-1994年 |
凄い顔ぶれですよね!!
ワールドカップ得点王、ワールドカップ優勝チームのキャプテン、ワールドカップのMVPなど。
外国人枠の拡大がJリーグに及ぼす効果
Jリーグは創世記にも、大物外国人を多数招聘してリーグのレベルアップを図ってきました。
上の表でも記載していますが、1993年のJリーグ開幕当初に参戦してきた大物外国人選手といえば、
ジーコ、リトバルスキー、ブッフバルト、リネカー、レオナルド、ストイコビッチ、ドゥンガ・・・などなど。
【ジーコ】
ブラジル代表としてワールドカップ3大会に出場(1978年、1982年、1986年)。
ワールドカップ優勝経験はないものの、代表通算72試合出場、52ゴールを挙げている。
また、日本代表監督として、2006 FIFAワールドカップに出場している。
【リトバルスキー】
旧西ドイツ代表。ワールドカップには3度出場し、
優勝1回(1990年のイタリアワールドカップ)、
準優勝2回(1982年のスペインワールドカップ、1986年のメキシコワールドカップ)の実績を誇る。
【ブッフバルト】
西ドイツ代表として1990年イタリアワールドカップに出場し、優勝に貢献。
Jリーグでは、選手・監督としても活躍。初期Jリーグの発展に多大な貢献。
【リネカー】
プレミアリーグ3度の得点王。1990年イタリアワールドカップでは、4得点を挙げ、得点ランキング3位タイ。
日本(Jリーグ)では、あまり活躍できなかったが、
初期Jリーグに加入した大物外国人選手として話題となった。
【レオナルド】
ブラジル代表の一員として、
1994年(アメリカ大会)、1998年(フランス大会)と2度のワールドカップに出場。
優勝1回。準優勝1回。ブラジル代表の10番。
【ストイコビッチ】
ユーロ1984出場。
1984年ロサンゼルス五輪で銅メダル獲得。
1988年ソウル五輪出場。
1990年イタリアワールドカップにでベスト8、ベストイレブンに選出。
1998年フランスワールドカップでベスト16。
ユーロ2000ではベスト8進出に貢献。
親日家としても知られ、Jリーグでも選手、監督として長きにわたり活躍した。
【ドゥンガ】
ブラジル代表選手として3度ワールドカップに出場(1990年イタリア大会、1994年アメリカ大会、1998年フランス大会)。
1994年大会、1998年大会ではブラジル代表のキャプテンも任される。
ワールドカップ優勝1回。準優勝1回。
どの選手もものすごい実績ですよね。
これらの選手達が、初期のJリーグに及ぼした効果はホントに大きなものがあると思います。
最近は、Jリーグで活躍し、
海外リーグに活躍の場を移す日本人選手が非常に多くなってきています。
これは、日本代表の戦力の底上げとしては非常にいい傾向だと思います。
しかし、優秀な日本人選手が海外に流出すると、
国内リーグであるJリーグのレベルは必然と落ちていきます。
そういった中で、逆に、全盛期からは力は落ちているものの、
世界で活躍した大物選手がJリーグに加入することで、
Jリーグのレベルを保つ(もしくは上げる)というのは非常に大きなことかもしれませんね。
イニエスタ選手やフェルナンド・トーレス選手など大物外国人選手の参戦効果として、
神戸や鳥栖のホームゲームでは昨年比40%前後の観客増だそうです。
こうした効果を期待して、他クラブもさらなる大物外国人選手の獲得に動くかもしれません。
元オランダ代表のアリエン・ロッベン選手もJリーグに参戦するのでは?という報道もあります。
実績のある外国人選手がより多く参戦し、リーグが活発化することになるでしょう。
また、多くの観客の前で試合が出来ると言うことは、
他の日本人選手のモチベーションアップにつながると思いますし、
これらの外国人選手のプレーは国内でプレーする選手にとっても有益なものになるでしょう。
しかし、一方で、外国人枠があまりに拡大されすぎると、
肝心の日本人8選手の出場機会が減ってしまうという弊害もあります。
2018年8月26日には、ヴィッセル神戸が、横浜F・マリノス戦で、
Jリーグで初めて6人の外国人選手が同時出場したことも。
11名中6名が外国人選手、つまり日本人選手が過半数を割るという出来事が起きた。
このまま、大物外国人のJリーグ参戦が増えると、このようなケースが増えることも考えられる。
忘れてはいけないことは、日本代表のことを考えると、
日本人選手を強化、育成していかなければいけないということ。
そもそも、Jリーグの理念は
「日本サッカーの水準向上及びサッカーの普及促進」
そういった点で考えると、外国人選手を集めクラブを強化する、
リーグを活性化させる事は重要ではあるが、
それはあくまで、競争を高め日本人選手のレベルアップにつなげなければ意味はない。
ただ、海外の主要リーグを見てみても、
特に欧州では、EU圏のリーグ(リーガ・エスパニョーラ(ラ・リーガ)、セリエA、フランスリーグ・アン)は、EU圏内の選手は外国人扱いされず、
ドイツのブンデスリーガや、イギリスのプレミアリーグは外国人枠がなく、無制限となっている。
このような状況を考えると、Jリーグも外国人の枠を取り払い、外国人の流入を活性化させれば、
世界中から有能な選手が集まり、
結果、日本人の有能なプレーヤーが海外に挑戦を求めなくても、
国内リーグで十分世界レベルのフットボールを経験することができるようになる日が来るのかもしれません。
どちらが良いのかは正直、結果を見てみなければ分からないですが、
現状の、日本人の有能なプレーヤーが皆海外にチャレンジを求め流出する状況を見る限りは、
外国人枠拡大というのは面白いのかもしれませんね。
まあ、どちらにせよ、Jリーグを観戦する立場としては、
日本で世界的プレーヤーのプレーを見られるというのは非常に楽しみなのは間違いありません!!
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