【センバツ】第91回選抜高等学校野球大会【結果速報・毎日更新中】

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2019年の第91回選抜高校野球大会は、
3月23日(土)から12日間(準々決勝翌日の休養日を含む)開催されます!

また、決勝戦は4月3日(水)を予定。

3月15日(金)には、組み合わせ抽選会が行われました!

いよいよ球春到来!ということで、今回の記事では、
春のセンバツ、第91回選抜高等学校野球大会を取り上げたいと思います!

第91回選抜高等学校野球大会・出場校一覧

高校名都道府県出場回数
札幌大谷北海道初出場
札幌第一北海道2年ぶり3回目
八戸学院光星青森3年ぶり10回目
盛岡大附属岩手2年ぶり5回目
桐蔭学園神奈川16年ぶり6回目
横浜神奈川5年ぶり16回目
春日部共栄埼玉22年ぶり3回目
習志野千葉10年ぶり4回目
山梨学院山梨5年ぶり3回目
国士舘東京10年ぶり9回目
星稜石川2年連続13回目
啓新福井初出場
東邦愛知2年連続30回目
津田学園三重17年ぶり3回目
龍谷大平安京都3年ぶり41回目
明石商兵庫3年ぶり2回目
履正社大阪2年ぶり8回目
智弁和歌山和歌山2年連続13回目
市立和歌山和歌山3年ぶり6回目
福知山成美京都5年ぶり3回目
広陵広島6年ぶり24回目
米子東鳥取23年ぶり9回目
市立呉広島2年ぶり2回目
高松商業香川3年ぶり27回目
松山聖陵愛媛2年連続2回目
筑陽学園福岡初出場
明豊大分10年ぶり3回目
日章学園宮崎初出場
大分大分初出場
石岡一茨城初出場
富岡西徳島初出場
熊本西熊本初出場

組み合わせ(トーナメント表)

試合日程

第1日 3月23日(土)

開始時間試合種別対戦カード
10:30~第1試合(1回戦)呉(広島) vs.市和歌山(和歌山)
13:00~第2試合(1回戦)高松商(香川)vs. 春日部共栄(埼玉)
15:30~第3試合(1回戦)履正社(大阪) vs. 星稜(石川)

第2日 3月24日(日)

開始時間試合種別対戦カード
9:00~第1試合(1回戦)日章学園(宮崎)vs.習志野(千葉)
11:30~第2試合(1回戦)明豊(大分)vs.横浜(神奈川)
14:00~第3試合(1回戦)米子東(鳥取)vs. 札幌大谷(北海道)

第3日 3月25日(月)

開始時間試合種別対戦カード
9:00~第1試合(1回戦)津田学園(三重) vs. 龍谷大平安(京都)
11:30~第2試合(1回戦)盛岡大付(岩手)vs. 石岡一(茨城)
14:00~第3試合(1回戦)山梨学院(山梨) vs. 札幌第一(北海道)

第4日 3月26日(火)

開始時間試合種別対戦カード
9:00~第1試合(1回戦)筑陽学園(福岡) vs. 福知山成美(京都)
11:30~第2試合(1回戦)広陵(広島)vs. 八戸学院光星(青森)
14:00~第3試合(1回戦)富岡西(徳島) vs. 東邦(愛知)

第5日 3月27日(水)

開始時間試合種別対戦カード
9:00~第1試合(1回戦)明石商(兵庫) vs. 国士舘(東京)
11:30~第2試合(1回戦)松山聖陵(愛媛)vs. 大分(大分)
14:00~第3試合(1回戦)啓新(福井) vs. 桐蔭学園(神奈川)

第6日 3月28日(木)

開始時間試合種別対戦カード
9:00~第1試合(1回戦)熊本西(熊本) vs. 智弁和歌山(和歌山)

※第6日目 第2試合以降は2回戦。

1回戦みどころ

第1日
履正社(大阪) vs. 星稜(石川)

初日から、優勝候補同士の対決が実現。
星稜の奥川恭伸投手は2年生で唯一、U18高校日本代表に選出され、
今年プロ入りした、根尾昂や藤原恭大、吉田輝星らと日の丸を背負った。
最速150キロを誇る、今大会最も注目の右腕。

第2日
明豊(大分)vs.横浜(神奈川)

2019年のドラフト候補・横浜高校の左腕・及川雅貴投手は、
中学時代から日本代表に選ばれるなど、
「スーパー中学生」と呼ばれ注目を集めてきた投手。最速153キロを誇る。

第3日
津田学園(三重) vs. 龍谷大平安(京都)

個人的には、東海地方出身なので、東海地方の代表校には注目しています。
三重の代表・津田学園が対戦するのは、
センバツ大会最多出場(今大会で41回目)を誇る、京都の龍谷大平安です。

第4日
富岡西(徳島) vs. 東邦(愛知)

同じく、東海地方の代表校、愛知の東邦。
センバツ出場回数30回目は、先述の龍谷大平安に次いで、歴代2位タイです。

第5日
明石商(兵庫) vs. 国士舘(東京)

明石商の中森俊介投手に注目。
昨夏の甲子園第100回大会では、1年生ながら最速145キロを記録した。
しかも、同選手は軟式出身。硬式を投げ始めてわずか半年ほどでこの球速はみごと!

第6日
熊本西(熊本) vs. 智弁和歌山(和歌山)

私の現在の居住地でもある和歌山の代表・智弁和歌山に注目。
名将・高島仁前監督が退任し、
元プロ野球(阪神タイガースなど)選手の中谷仁監督が率いています。
個人的に、年齢も近く(中谷監督が1学年上)、
高校球児時代や、プロに入ってからも注目していました。
また、今後、高校野球の監督として注目していきたい監督ですので、この初陣は非常に注目です。

~ここから追記~ 結果速報

第1日(3/23)

第1試合市和歌山(和歌山)3-2 (延長11回)呉(広島)
第2試合高松商(香川)8-0
春日部共栄(埼玉)
第3試合履正社(大阪)0-3星稜(石川)

優勝候補どうしの注目の対戦だった、第3試合の履正社vs星陵。
星陵のエース奥川恭伸投手が、17奪三振、3安打完封という完璧なピッチングを見せました!

第2日(3/24)

第1試合日章学園(宮崎)2-8
習志野(千葉)
第2試合横浜(神奈川)5-13明豊(大分)
第3試合札幌大谷(北海道)4-1米子東(鳥取)

大会No.1左腕との呼び声高かった、横浜高校の及川雅貴投手がまさかの乱調。
下位打線に連続四球を与え、上位打線に連打を浴びるという展開で、3回5失点で降板。
優勝候補の一角、横浜高校がまさかの初戦敗退です。

第3日(3/25)

第1試合津田学園(三重)0-2(延長11回)龍谷大平安(京都)
第2試合盛岡大付(岩手)3-2(延長11回)石岡一(茨城)
第3試合山梨学院(山梨)24-5
札幌第一(北海道)

今日はすごい一日でしたね。第1試合、第2試合は延長戦、そして、第3試合は山梨学院が歴史的大勝。

第4日(3/26)

第1試合筑陽学園(福岡)3-2福知山成美(京都)
第2試合広陵(広島)2-0八戸学院光星(青森)
第3試合東邦(愛知)3-1富岡西(徳島)

東海地方の代表、そして、歴代2位タイのセンバツ30回目の出場を誇る愛知県の東邦が、勝ちました。
また、福岡の筑陽学園、広島の広陵が勝ち2回戦に駒を進めました!

第5日(3/27)

第1試合明石商(兵庫)7-1国士舘(東京)
第2試合大分(大分)4-1松山聖陵(愛媛)
第3試合桐蔭学園(神奈川)3-5啓新(福井)

注目投手、明石商の中森投手が、1キロ更新する146キロの直球と鋭い変化球で1失点完投。
他には、大分の大分、福井の啓新が2回戦に駒を進めました!

第6日(3/28)

第1試合熊本西(熊本)2-13智弁和歌山(和歌山)
第2試合市和歌山(和歌山)6-2 高松商(香川)
第3試合星稜(石川)1-3習志野(千葉)

1回戦最後の試合は、智弁和歌山が勝利。
そして、2回戦最初の試合で市和歌山が勝利と和歌山勢が頑張りました。
智弁和歌山は名将・高嶋監督からバトンを受けた中谷仁新監督が、甲子園初勝利です!
そして、1回戦で圧倒的なピッチングを見せた奥川投手を擁する優勝候補の一角、星陵高校がなんと敗北。

この試合では、ちょっとした問題も起こりました。
それは、サイン盗み疑惑です。
習志野の選手がサインを盗み打者に伝えていたと、星陵の林監督が抗議したという事。
2000年頃までは当たり前のように行われていたサイン伝達ですが
(実際、私の現役の頃はどのチームも普通にやっていました)、
現在は、ルールで禁止されています。
勝った習志野にとっても、負けた星陵にとっても後味の悪い試合になってしまいましたね。

第7日(3/29)

第1試合明豊(大分)2-1札幌大谷(北海道)
第2試合龍谷大平安(京都)9-1盛岡大付(岩手)
第3試合山梨学院(山梨)2-3筑陽学園(福岡)

優勝候補の一角、龍谷大平安は順当に勝利し、8強入り。
大分の明豊、福岡の筑陽学園と九州勢がともにベスト8に駒を進めました!

第8日(3/30)

第1試合広陵(広島)2-12東邦(愛知)
第2試合大分(大分)4-13明石商(兵庫)
第3試合啓新(福井)2-5智弁和歌山(和歌山)

さすが、春の東邦。強豪の広陵を大差で破り8強進出。
明石商は打線が爆発。13安打13得点!
さらに、注目の中森投手も2番手で登板し、5回2/3を無失点。
雨で約2時間の中断となった第3試合。智弁和歌山が勝ち、ベスト8に駒を進めました。

これで、ベスト8が出揃いました!

ベスト8進出チーム

  • 市和歌山(和歌山)
  • 習志野(千葉)
  • 明豊(大分)
  • 龍谷大平安(京都)
  • 筑陽学園(福岡)
  • 東邦(愛知)
  • 明石商(兵庫)
  • 智弁和歌山(和歌山)

なんと和歌山から2校がベスト8進出!
関東以北は習志野の1校、東海から1校、近畿4校、九州2校と『西高東低』の模様。
なかでも、近畿は4校(市和歌山、龍谷大平安、明石商、智弁和歌山)と、
強さをみせております。

第9日(3/31)

<準々決勝>

第1試合市和歌山(和歌山)3-4習志野(千葉)
第2試合明豊(大分)1-0(延長11回)龍谷大平安(京都)
第3試合筑陽学園(福岡)2-7東邦(愛知)
第4試合明石商(兵庫)4-3智弁和歌山(和歌山)

準々決勝4試合が行われ、ベスト4が出揃いました!

ベスト4進出チーム

  • 習志野(千葉)
  • 明豊(大分)
  • 東邦(愛知)
  • 明石商(兵庫)

残念ながら、和歌山の2校は準々決勝で敗退となりました。
注目の明石商はベスト4に残りました。

明日(4/1)は休息日となり、準決勝は4/2に行われます。

第10日(4/2)

<準決勝>

第1試合明豊(大分)4-6習志野(千葉)
第2試合東邦(愛知)4-2明石商(兵庫)

第1試合では、公立高校である習志野(千葉)が勝ち、決勝進出。
2回戦では、サイン盗みの疑いをかけられたり、
吹奏楽部の応援が『美爆音』として注目をあつめたりと、
何かと話題となった習志野ですが、ついに、決勝進出。
夏の甲子園では、2ど優勝経験のある習志野ですが、
春のセンバツでは初の決勝進出です!

第2試合では、東邦(愛知)が、優勝した平成元年以来、30年振りの決勝進出。
つまり、決勝で東邦が勝てば、平成最初の優勝校が、平成最後の甲子園で優勝するという
なんともドラマチックな展開となります!

第11日(4/3)

<決勝>

第1試合東邦(愛知)6-0習志野(千葉)
学校名123456789
習志野000000000030
東邦30002001X680

<バッテリー>
習志野 山内、飯塚ー兼子
東宝  石川ー成沢

<本塁打>
東邦ー石川( 1回裏2ラン )、石川(5回裏2ラン)

初回、石川の2ランなどで幸先良く3点を先制する。
5回裏には、石川がこの日2本目となる本塁打を放ち、リードを広げたそのまま逃げ切った。
先発・石川は投げては9回3安打無失点の快投。打っては3安打2本塁打4打点と、
投打にわたる大活躍で、チームを勝利に導きました。

東邦は30年ぶり5度目のセンバツ制覇。
センバツ5度目の優勝は、歴代1位で並んでいた中京大中京(愛知)を離して単独1位となりました。
そして、センバツ勝利数も同じく中京大中京(愛知)を抜き歴代最多となりました。
平成元年のセンバツに優勝した東邦は、今回、平成最後のセンバツでも優勝。
東邦に始まり、東邦に終わった平成のセンバツ。
なんともドラマチックな展開で平成最後の春のセンバツは幕を閉じました!

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