第73回 福岡国際マラソン(2019)【結果】

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昨日は、大きなマラソン大会が2つ開催されましたね。

一つは「大阪マラソン」
大阪マラソンについては、

大阪マラソン2019【新コース発表、エントリー、抽選結果、倍率】
2月12日に新コースが発表された大阪マラソン。 2019年のエントリー開始日も発表されました! 今回の記事では、注目の都市型市民マラソン『大阪マラソン』を取り上げます!

こちらの記事で結果などの追記をしていますので、
ご興味のある方はぜひご覧ください!!

そして、もう一つが、
「第73回 福岡国際マラソン」です!!

福岡国際マラソン

福岡国際マラソン(ふくおかこくさいマラソン)は、福岡県福岡市中央区の平和台陸上競技場をスタート及びゴール地点とし、福岡市西南部を周回し、福岡市東区香椎を折り返し地点として42.195 kmを走破する。毎年12月第1日曜日に行なわれる。かつてランナーの間では「非公式の世界選手権大会」とみなされ世界のトップランナーの集うハイレベルのエリートマラソン大会であった。
日本で「マラソンの父」と言われた金栗四三の功績をたたえる金栗賞『朝日マラソン』として第1回大会が1947年に金栗の地元熊本市で開催されたのが始まりである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%82%BD%E3%83%B3

今回の福岡国際マラソンは、例年の大会と比べても、非常に重要な大会です。
というのも、TOKYO 2020 オリンピックの代表選手最後の一枠を決める、
『マラソングランドチャンピオンシップファイナルチャレンジ(MGCファイナルチャレンジ)』の3つのレースのうちの一つであるからです。

MGCファイナルチャレンジの対象レースは、

  • 第73回 福岡国際マラソン(2019年12月1日開催)
  • 東京マラソン 2020(2020年3月1日開催)
  • 第75回びわ湖毎日マラソン大会(2020年3月8日開催)

の3つです。

今回の福岡国際マラソンは、
MGCファイナルチャレンジの最初のレースとして開催されました!

それでは、さっそく結果を見ていきましょう!!

結果

順位No.氏名所属記録
11エルマハジューブ・ダザモロッコ2:07:10
221藤本 拓トヨタ自動車2:09:36
325福田 穣西鉄2:10:33
478ワークナー ・デレセひらまつ病院2:10:52
575寺田 夏生JR東日本2:10:55
624マイケル・ギザエスズキ浜松AC2:10:59
766伊藤 太賀スズキ浜松AC2:10:59
858アブディハキン・ウラドデンマーク2:11:03
94レイモンドキプチュンバ・チョゲケニア2:11:38
10175鈴木 太基ラフィネグループ2:12:09
1173飛松 佑輔日置市役所2:12:44
1223川内 優輝あいおいニッセイ同和損保2:12:50
1356ニコラス・ハーマンオーストラリア2:14:04
1470設楽 啓太日立物流2:14:31
1522佐藤 悠基日清食品グループ2:14:56
1677永井 秀篤横浜DeNA2:15:03
1765森橋 完介ラフィネグループ2:15:42
183コーエン・ナートベルギー2:15:51
19101高橋 雅人TRACK東京2:16:07
2067朝賀 勇也高田自衛隊2:16:12
2182開上 知弘金沢市役所2:16:32
22254杉本 隼滋賀陸協2:16:45
23176北島 寿典安川電機2:17:10
2481大橋 秀星小平市陸協2:17:25
2589森 貴樹モントブラン2:17:58
26153堤 悠生JFEスチール2:18:17
2754トーマス・ドカントオーストラリア2:18:46
2880甲斐 大貴ラフィネグループ2:18:55
2961市田 孝旭化成2:19:05
3068橋本 隆光小森コーポレーション2:19:57

優勝したのは、モロッコのエルマハジューブ・ダザ 選手。
ダザ選手は、東京オリンピックのモロッコ代表に内定しており、マラソンで初優勝。
来年の東京オリンピックでは、注目の選手の一人になるかもしれませんね。

そして、注目の、
MGCファイナルチャレンジの方は、
日本人トップは、全体2位の藤本拓選手(トヨタ自動車)で、タイムは2時間9分36秒。
東京オリンピック代表条件である、日本記録を上回る、2時間5分49秒以内の条件には届きませんでした。

MGCファイナルチャレンジ・代表選手内定条件(男子)をおさらい!!

現在、日本代表に内定しているのは、
9月に行われたMGCで優勝、そして2位に入った以下の2選手。

  • 中村匠吾(富士通)
  • 服部勇馬(トヨタ自動車)

残る一枠に選ばれる条件は、

上記の3レース(今回の福岡国際マラソン、東京マラソン、びわ湖毎日マラソン)で、
派遣設定記録【2時間05分49秒】を上回り、最も速い記録を出した選手です。

上記3レースで派遣設定記録を上回る選手が現れない場合は、
派遣設定記録の基準となっている日本記録を保持している、
大迫傑 選手が代表の3枠目に決定します。

残る2レースでの熾烈な代表権争いに注目!!

今回の福岡国際マラソンもそうでしたが、
参加する日本人選手は、
派遣設定記録である2時間05分49秒を目指し、
前半から積極的に仕掛けてきます。

実際、今回2位に入った、藤本選手も、
ハーフの段階まで、日本記録を上回るペースで走っており、
今後の、残り2レースでも、同様の展開が予想されます。

代表権をかけた熾烈な争いに要注目です!!

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